[北京 26日 ロイター] - 中国国防省は26日、中国、イラン、ロシア各国軍が27日から30日までインド洋とオマーン湾で共同軍事演習を実施すると発表した。
中国海軍は、巡航ミサイル駆逐艦「西寧」を派遣する。国防省報道官は、共同演習は3カ国の海軍の連携を強化するのが目的とし、通常の軍の交流で国際法に則っていると説明した。
オマーン湾は、石油輸送の要衝であるホルムズ海峡とアラビア海を結ぶ重要な海域。同海域では今年、民間船舶が攻撃され、米国とイランの緊張が高まっている。
報道官は詳細に言及せず「必ずしも地域の状況との関連性はない」と述べた。
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