[アンカラ 26日 ロイター] - トルコの憲法裁判所は26日、同国で2年以上にわたってオンライン百科事典「ウィキペディア」へのアクセスが遮断されていることについて、表現の自由を侵害しているとの判断を下した。
トルコでは同国とテロ組織を関連付ける内容の記述を受け、2017年からウィキペディアへのアクセスが禁止されている。
ウィキペディアの運営団体であるウィキメディア財団が、アクセス遮断の解除を求め、訴訟を提起していた。
ある弁護士によると、憲法裁判所は、アクセスを遮断しているトルコの通信監督当局に書面で解除を求める必要があり、過去の同様の判断は24時間以内に執行されている。