[ハノイ 27日 ロイター] - ベトナム統計局が発表した2019年の国内総生産(GDP)は7.02%増だった。10年ぶり高水準だった2018年の7.08%増から、わずかながら伸びが鈍化したものの、政府目標の6.8%増を上回り、2年連続で7%台の成長を達成した。
内訳では、加工・製造業が8.9%増、サービス業が7.3%増、農業が2.01%増。
統計局は、輸出と外国投資が活発だったと指摘。「2019年のGDP統計には前向きな結果が多くみられるが、今も続く米中貿易戦争の背景を考えると、この先なお試練は多い」と述べた。
第4・四半期のGDPは前年比6.97%増。第3・四半期のGDPは7.31%増から7.48%増に上方修正した。
来年のGDP目標は6.8%増。 OLJPWORLD Reuters Japan Online Report World News 20191227T091420+0000