[ソウル 29日 ロイター] - 北朝鮮の朝鮮中央通信(KCNA)は29日、朝鮮労働党中央委員会総会が28日、金正恩党委員長の主宰で始まったと報じた。
報道によると、総会は「党の建設や活動、国家・国防の構築に関する重要事項」を討議する。「現在の状況で、われわれの革命で新たな勝利をおさめるための重要な政策問題や当面の党の闘争路線が示される」という。
総会の詳細は明らかにしていないが、29日も続くとしている。
北朝鮮は、米国との非核化交渉について年末を期限と定めて、繰り返し米国の譲歩を迫っている。
今月に入り、北朝鮮外務省は、年末にどんな「クリスマスプレゼント」をもらえるか決めるのは米国政府だと警告。米軍関係者の間では、長距離ミサイルの発射実験が行われる可能性があるとの見方がでている。