[ニューヨーク 30日 ロイター] - 米国時間の原油先物は一時3カ月ぶりの高値を付けた。米中通商合意を巡る楽観などが背景。一方、米国によるイラクとシリアへの空爆を受け中東情勢が注目されているという。
北海ブレント先物 (LCOc1)が68.99ドル、米WTI原油先物 (CLc1)が62.34ドルを付け、ともに9月17日以来の高値をつけた。年間では北海ブレントが約27%、WTIが約36%上昇した。
清算値は北海ブレントが0.28ドル高の1バレル=68.44ドル。WTIが0.04ドル安の61.68ドルだった。
この日はナバロ米大統領補佐官(通商製造政策局長)が、米中による第1段階の通商合意書の署名式が間もなく行われるという見通しを示した。 OLJPWORLD Reuters Japan Online Report World News 20191230T202919+0000