[米大統領専用機上 5日 ロイター] - トランプ米大統領は5日、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長が非核化に関する約束を破るとは思わないとした上で、破るかもしれないと認めた。
金委員長は前週、もはや核実験や大陸間弾道ミサイル(ICBM)実験の中止にとらわれる根拠はなくなったとし、近い将来「新たな戦略兵器」を導入すると表明した。[nL4N2952C3]
これを受け、トランプ大統領は「彼は非核化に関する合意文書に署名した。約束を守る男だ」とけん制していた。[nL4N29609W]
トランプ氏は5日、大統領専用機上で記者団に対し「彼が私との約束を破るとは思わないが、破るかもしれない」と語った。
北朝鮮は前月、米国が「敵視政策」を撤回する期限である年末が近づていると改めて警告し、年末にどんな「クリスマスプレゼント」をもらえるか決めるのは米国政府だと主張した。[nL4N28D1BW]
米軍制服組のトップ、ミリー統合参謀本部議長は前週、記者団に対し、米軍の警戒態勢はいかなる事態への対応にも十分だとの認識を示している。