[ニューヨーク 7日 ロイター] - 今年11月の米大統領選に向けた民主党候補指名争いに名乗りを上げているエリザベス・ウォーレン上院議員は7日、ニューヨークで支持者を前に演説し、勤労者世帯よりも企業や富裕層を優遇する政府は金によって堕落させられているなどとこれまでの主張を繰り返した。
演説に先立っては、イランによるイラクの米軍基地攻撃を受け、トランプ米政権にイランとの緊張を緩和するよう要求。「米国民はイランとの戦争を望んでいない」と述べた。
民主党候補指名争いには14人が名乗りを上げており、ウォーレン氏は支持率で上位にとどまっているが、ここ数カ月は支持率が伸び悩んでいる。現在はジョー・バイデン前副大統領とバーニー・サンダース上院議員の後を追っている。ただ、前日には民主党候補指名争いから撤退すると先週発表したフリアン・カストロ前住宅都市開発長官の支持を得た。