[プレトリア 16日 ロイター] - 南アフリカ準備銀行(中央銀行)は16日、主要政策金利であるレポレートを予想外に25ベーシスポイント(bp)(訂正)引き下げ、6.25%にすることを決定した。
利下げは昨年7月以来で、全会一致で決定された。
通貨ランド
ロイターのアナリスト調査では、大半が据え置きを予想していた。
ハニャホ中銀総裁は会見で、「インフレ予想の低下やリスク特性の拡大で、経済に一段の緩和政策を加える幾分の余地ができた」と説明した。
中銀はインフレ率を目標レンジ(3─6%)の中央値近辺に維持しようとしているが、経済成長の低迷を背景にこの一年は弱さが続いている。
中銀は今年のインフレ予想を4.7%に引き下げた。11月会合時点では5.1%だった。また、今年の成長率も1.4%から1.2%に下方修正した。
*第1段落の「0.25ベーシスポイント(bp)」を「25ベーシスポイント(bp)」に訂正します。 OLJPWORLD Reuters Japan Online Report World News 20200116T154827+0000