[ワシントン 16日 ロイター] - パーデュー米農務長官は16日、米中両国が第1段階の通商合意に達したものの、政府は昨年打ち出した農家向け救済策の最後の支給を予定していると述べた。ブルームバーグが16日に報じた。
農務省は昨年5月、中国との貿易戦争が長引き国内農家への影響が広がっているとして、160億ドルの救済策を実施すると発表。第1段と第2段の支給は既に終わっており、最後の支給は1月中に予定されている。
政府は2018年にも120億ドル規模の農家向け救済策を実施している。
パーデュー氏はブルームバーグとのインタビューで、既に承認された総額280億ドル以外には、新たな支援策は年内予定していないと述べた。 OLJPWORLD Reuters Japan Online Report World News 20200117T002859+0000