[北京 17日 ロイター] - 欧州連合(EU)のニコラス ・シャピュイ駐中国大使は17日、6年にわたって行っている中国との投資協定に関する交渉について、進展しており「重要な局面」に入っていると、北京での記者会見で強調した。
シャピュイ大使は、交渉は「月ごとに」前進していると語った。
EUは交渉で、中国における欧州企業の市場アクセス改善を要求。EUと中国は2020年の交渉妥結を目指している。
大使はまた、米中が署名した「第1段階」通商合意について、欧州のビジネスには全く影響しないとの言質を中国政府から得た、とした。
EUのホーガン欧州委員(通商担当)は16日、「第1段階」通商合意が国際ルールに準拠しているかどうか内容を精査する考えを示している。