[コロンビア(米サウスカロライナ州) 20日 ロイター] - 黒人の公民権運動家で1968年に39歳で暗殺されたキング牧師の誕生日の祝日の20日、次期米大統領選で民主党候補指名を争っている候補者らが、対立を一時保留してともに記念行事などに参加した。
バーニー・サンダース上院議員とエリザベス・ウォーレン上院議員が腕を組んで行進する一方、ピート・ブティジェッジ氏ら候補指名を目指す人々は、勝利に不可欠な黒人の支持獲得を目指して選挙戦を展開した。
サンダース氏は、行進後の集会で、「われわれの仕事は、単にキング牧師の歴史を思い出すことにとどまらない。彼の革命的精神を吸収し、今日において適用することだ」と呼びかけた。
この日の行進は、「われわれは投票する、われわれは重要だ」とのテーマのもと、全米黒人地位向上協会(NAACP)の支部が主催した。