[モスクワ 21日 ロイター] - ロシアのプーチン大統領は21日、ミシュスチン首相率いる新内閣の閣僚名簿を承認した。プーチン氏は15日の年次教書演説で「政治システムの大幅な改革」を表明。これを受けメドベージェフ前内閣は総辞職した。新内閣は経済相と第1副首相は新たな顔ぶれとなったが、他の主要閣僚の多くは横滑りした。
横滑りしたのはシルアノフ財務相、ノバク・エネルギー相、ドミトリー・パトルシェフ農業相、ショイグ国防相、ラブロフ外相。
新たな顔ぶれは第1副首相に任命されたアンドレイ・ベロウソフ氏(60)と、経済相に任命されたマクシム・レシェトニコフ氏(40)。ベロウソフ氏はプーチン大統領の経済アドバイザーを2013年から務めていた。