[ワシントン 27日 ロイター] - 米上院で開かれたトランプ大統領の弾劾裁判で27日、大統領弁護団のケネス・スター氏が陳述を行い、トランプ氏罷免への反対を表明したほか、弾劾裁判が政争の具になっているなどとして弾劾裁判そのものへの疑問を呈した。
スター氏は、1998年のクリントン大統領(当時)の弾劾訴追につながる調査を行ったことで知られる。
スター氏は上院で、トランプ氏は罷免されるべきではないとし、2020年11月の選挙で有権者の審判を仰ぐべきだと述べた。
また「弾劾裁判はあまりにも頻繁に開かれている。実際、われわれは弾劾の時代を生きていると言える」と語った。