[上海 7日 ロイター] - 中国外務省は7日、新型コロナウイルスの影響でイタリアが一時運航を停止している両国間の航空便について、一部の便の運航再開に同国が前向きであると説明した。
外務省がウェブサイトに載せた文書によると、秦剛外務次官は、ルカ・フェラーリ駐中イタリア大使と6日に面会し、この件について協議した。
その際に秦氏は、中国に事前に伝えることなくイタリアが両国間の航空便の欠航を決めたことで双方の国民に大きな不都合が生じているほか、イタリアの過剰反応や制限に対して中国は強い不満を抱いているとフェラーリ氏に伝えた。
それに対してフェラーリ氏は、イタリア在住の中国人が直面している状況に同情するとし、中国の航空会社が求める一部の便の運航再開に応じる用意があると述べたという。 OLJPWORLD Reuters Japan Online Report World News 20200207T054453+0000