[シンガポール 7日 ロイター] - シンガポール政府は7日、新型コロナウイルスによる感染者が新たに3人確認されたことを受け、同国全体を対象とした感染症の警戒レベルを上から2番目の「オレンジ」に引き上げた。症状が重く、人から人に容易に感染する状態を意味している。新たな感染者はこれまでの感染例とのつながりや中国への渡航歴が確認できないという。
シンガポールの感染者はこれで33人となった。
最も警戒レベルが高い「赤」は広範囲の大流行を意味する。
政府の声明は「シンガポール国内で、これまでの感染例とのつながりや中国の渡航歴がないケースが出てきたため、リスク評価を引き上げた」とし、ビジネスのキャンセルや重要性のないイベントの延期を勧告している。 OLJPWORLD Reuters Japan Online Report World News 20200207T101837+0000