[7日 ロイター] - 英調査会社LMCオートモーティブは7日、新型コロナウイルスの感染拡大が第2・四半期まで続いた場合、今年の中国自動車販売および自動車生産が3─5%減少する可能性があるとの見方を示した。
LMCオートモーティブは声明で、新型コロナウイルスの感染拡大は「消費者心理を損ない、購入を先延ばしにさせ、中国の国内総生産(GDP)の半分以上を占める消費経済に影響を与える。このシナリオでは、中国のGDP成長率は2020年に5%に向かって低下するだろう」とした。
また、北米の自動車産業も同様に混乱に陥る可能性があると指摘。多くの部品会社が休暇明けの生産を後ずれさせており、自動車の供給網が影響を受けるためとした。 OLJPWORLD Reuters Japan Online Report World News 20200207T222037+0000