[ニューヨーク 11日 ロイター] - 11日に実施された米大統領選・民主党候補指名争いの第2戦、東部ニューハンプシャー州予備選の参加者らは、大半がトランプ米大統領に「怒り」を感じており、だれが民主党候補になったとしても、本選でその候補に投票する意向であることが、米国の出口調査会社エジソン・リサーチのまとめで明らかになった。
投票を終えた1947人に調査した時点で、11月3日の一般投票で民主党指名候補に、それが誰であれ投票すると回答したのは8割。また8割がトランプ政権への「怒り」を示し、6割はトランプ氏に勝てそうな候補を支持するとした。
他の主な調査結果は以下の通り。
――初めて予備選に参加したと答えたのは1割。初めての参加者が少ないことから、投票者数は2016年の同州予備選を超えない可能性がある。
――議会下院が実施したトランプ氏の弾劾手続きが、同氏の再選に追い風になった可能性があると答えたのは2割。これによって再選の確率が低下すると答えたのは2割、確率に影響しないとの回答は6割。上院の弾劾裁判では、トランプ氏に無罪評決が出ている。
――参加者の4分の3は、支持候補を決める要因として年齢は重要ではないと答えた。
エジソンはABCニュース、CBSニュース、CNN、NBCニュース、ロイターなどメディア向けに選挙関連の調査結果を集計する会社。