[カブール/ペシャーワル(パキスタン) 21日 ロイター] - アフガニスタン政府当局者は21日、同国および外国の軍、反政府武装勢力タリバンが深夜零時(日本時間22日午前4時30分)から7日間の暴力削減期間に入る予定だと明らかにした。タリバンの複数の指導者も確認した。
アフガニスタン政府の安全保障顧問の報道官はロイターに「計画に基づき、タリバン、外国軍、アフガン軍による7日間の暴力削減(RIV)措置が始まる予定だ」と述べた。
また、「われわれはそれ(RIV)が延長され、停戦やアフガニスタン内の交渉への道を開くことを期待している」と付け加えた。
タリバン指導部の幹部3人も匿名を条件にロイターに対し、アフガニスタンにおける7日間の暴力削減で合意したことを確認した。タリバンは21日中に正式発表するとみられる。
米当局者からは今のところコメントを得られていない。
米政府高官は14日、米国とタリバンが1週間にわたり攻撃を縮小させることで合意したと明らかにした。
*内容を追加しました。 OLJPWORLD Reuters Japan Online Report World News 20200221T083644+0000