[マニラ 5日 ロイター] - フィリピン統計局が発表した2月の消費者物価指数(CPI)は前年比
2.6%上昇し、1月の2.9%上昇から4カ月ぶりに伸びが鈍化した。食品、輸送コストと光熱費が低下した。ロイターがまとめたアナリスト調査の予想は3.0%上昇だった。
変動の激しい食品と燃料価格を除くコアCPIは前年比3.2%上昇、1月は3.3%上昇だった。
ジョクノ中銀総裁は、2月の25ベーシスポイント(bp)の利下げに続き、年内にさらに25bpの利下げを行なう意向を変更していない。ただ、必要になれば一層の利下げや預金準備水準について検討する姿勢を示した。
総裁は4日、米連邦準備理事会(FRB)の緊急利下げや新型コロナウイルスの影響、2月のインフレ率は19日の金融政策決定会合の議題になると述べた。
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