[5日 ロイター] - 11月の米大統領選に向け野党民主党の候補指名を争っていた左派のエリザベス・ウォーレン上院議員が5日、撤退を表明した。
14州の予備選が集中した3日の「スーパーチューズデー」では、ウォーレン氏は地元のマサチューセッツ州でも3位にとどまるなど、苦戦を強いられた。
ウォーレン氏の撤退により、指名争いは事実上、急進左派バーニー・サンダース上院議員と中道派ジョー・バイデン前副大統領との一騎打ちになる。両氏以外にタルシ・ガバード下院議員が指名争いレースに残っているものの、予備選では目立った勢いは見られない。
ウォーレン氏は、サンダース、バイデン両氏どちらの支持に回るかは明らかにせず、いずれ決定すると述べるにとどめた。
次の民主党予備選は3月10日にミシシッピ、ワシントン、ミシガン、ミズーリ、アイダホの5州で実施される。ノースダコタ州では同日、党員集会が開催される。
*内容を追加しました。