[ロンドン 10日 ロイター] - 格付会社S&Pグローバルは10日、今年の北海ブレント原油価格見通しを1バレル当たり平均40ドルとし、従来予想の60ドルから下方修正した。
来年の北海ブレント原油価格見通しも55ドルから50ドルに引き下げた。
今後数週間中に全ての石油探査、生産、油田サービス会社の格付けを見直す方針を示した上で、ジャンク級の石油・ガス会社の一部の信用格付けが複数ノッチ引き下げられる可能性があるとの認識を示した。さらに、投資適格級の企業に対する格付け措置がこれまで以上に厳しくなる公算が大きいとした。