[11日 ロイター] - 米大統領選の民主党候補指名争いは10日、6州で予備選・党員集会が実施された。
これまでところバイデン候補が少なくとも4州で勝利し、サンダース候補との一騎打ちで優位に立っている。
10日に割り振られる352人の代議員のうち、少なくともバイデン候補は158人、サンダース候補は100人を確保。
以下は各地の概要。
◎ミシガン州
代議員数:125
バイデン候補が勝利。
エジソン・リサーチによると、少なくともバイデン候補は53人、サンダース候補は39人の代議員を確保する見通し。
◎ワシントン州
代議員数:89
推定開票率約3分の2の段階で、バイデン候補とサンダース候補の得票率はともに33%で接戦。両候補とも少なくとも27人の代議員を確保する見込み。
2016年はサンダース候補が勝利。同候補の存在感が大きいが、最近の調査ではバイデン候補が追い上げ。
今回から党員集会から郵送で1票を投じる予備選に変更。党員集会では若者などの支持に支えられサンダース候補が有利だった。
◎ミズーリ州
代議員数:68
バイデン候補が勝利し少なくとも32人の代議員確保へ。サンダース候補は少なくとも18人確保の見込み。
両候補とも多額の資金を投じてはいないが、黒人層の支持がバイデン候補を支えた。
◎ミシシッピ州
代議員数:36
バイデン候補が勝利し少なくとも30人の代議員を確保する見込み。黒人層の支持を背景に圧倒的な強さを示す。2016年の選挙では、民主党投票者の3分の2以上が黒人層だった。
◎アイダホ州
代議員数:20
バイデン候補が勝利し、少なくとも10人の代議員を確保する見込み。サンダース候補は少なくとも8人を確保の見込み。
◎ノースダコタ州
代議員数:14
サンダース候補が勝利し、8人の代議員を獲得する見通し。バイデン候補は6人の代議員を確保する見通し。
アイダホ州同様に2016年はサンダース候補が多くの支持を集めた。
引き続き党員集会が選択されており、サンダース候補に有利。
◎海外在住民主党員
代議員数:13
*情報を更新しました。