[ワシントン 17日 ロイター] - 米上院は17日、下院を通過した新型コロナウイルス経済対策を巡る審議を開始する見通し。
米下院は14日、新型コロナ感染拡大に伴う経済への打撃緩和に向け、無料検査や有給病気休暇を盛り込んだ数十億ドル規模の対策法案を363対40の圧倒的賛成多数で可決した。
また関係筋によると、ムニューシン財務長官は総額8500億ドルの追加景気刺激策について、議会上院共和党と同日協議する。
刺激策には給与税減税のほか、約500億ドルの航空業界支援策などが盛り込まれるという。
共和党のトム・コットン上院議員はラジオとのインタビューで、上院では下院で可決された案をまず承認し、その後、政権が求める追加刺激策を審議する見通しと語った。 OLJPWORLD Reuters Japan Online Report World News 20200317T153417+0000