[ワシントン 18日 ロイター] - 米上院は18日、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う打撃緩和に向け、無料検査や有休病気休暇などを盛り込んだ緊急対策法案を可決した。
その後、トランプ大統領が署名し、同法は成立した。
法案は超党派の支持を得て90対8の賛成多数で可決された。反対したのはいずれも共和党議員。法案は14日に下院でも圧倒的多数で可決されていた。
法案の具体的な規模は示されていないが、両院合同税制委員会の試算によると、病気・家族休暇だけで1050億ドルに上るとみられる。
議会とトランプ政権はこれと並行して、1兆ドルを超える規模の景気刺激策も検討している。
*内容を追加します。