[ワシントン 24日 ロイター] - 米農務省(USDA)および米通商代表部(USTR)は24日、2月14日に発効した第1段階の米中通商合意を巡り農業関連での履行進展が確認されたと発表した。
共同声明で、米国産牛肉など中国向け農産物の輸出拡大措置が複数講じられているとし、米国から輸出されている食品および農産物は中国の関税引き下げの恩恵を受けているとした。
パーデュー農務長官は「これらの措置は第1段階合意の履行に向け中国が正しい方向に動いていることを示している」と指摘。「第1段階合意の完全な履行確保に向け中国と引き続き協力していく。二国間協議の継続とともに一段の改善と進展が見られることを期待している」と述べた。