[6日 ロイター] - 米ウィスコンシン州最高裁は6日、大統領選の候補指名を争う7日の予備選を予定通り実施するよう命じた。
エバーズ知事(民主党)は新型コロナウイルスの感染拡大を受けて予備選を6月9日に延期する知事命令を出していたが、共和党が直ちに州最高裁に提訴。最高裁は知事が独断で予備選を延期することはできないとの判断を下した。
ウィスコンシン州では外出や集会が制限されている。新型コロナの感染拡大を受けて、不在者投票の申請が急増。州内の市町村の60%近くでは投票所で働く職員が不足しており、予定通り選挙を実施すれば混乱が起きるとの懸念も浮上している。