[ドバイ 13日 ロイター] - サウジアラビアは5月の原油価格について、世界の主要産油国が過去最大の減産で合意したことを受け、アジア向けを引き下げる一方で、米国向けを引き上げた。欧州向けは横ばい。
ロイターが13日確認した資料によると、国営サウジアラムコは5月のアジア向け軽質原油価格をオマーン/ドバイ原油の平均価格に対し1バレル=7.3ドル安い水準に設定。4月から4.2ドル引き下げた。
一方、米国向け価格は4月から3ドル引き上げた。
業界関係筋によると、アジア向け価格引き下げはアジア市場の需要低迷を反映したものだという。 OLJPWORLD Reuters Japan Online Report World News 20200413T165431+0000