[東京 21日 ロイター] - 菅義偉官房長官は21日午後の会見で、5月6日が期限になっている緊急事態宣言を延長するか、もしくは解除するかを判断するため、それよりも前に専門家の意見を聞くとの見解を示した。
宣言を延長するかどうかは「専門家の話を聞いて判断する」とし、その場合は「(5月6日よりも)前に話を聞くことになる」と述べた。ただ、専門家会議の開催の日時は決まっていないとした。
一方、緊急事態宣言に基づいて都道府県の知事が休業要請しているにもかかわらず、要請に従わない事業者があり、複数の知事から相談を受けていると説明した。要請を受け入れていないのはパチンコ店であることも認め、事業者の名前を公表するなどの強い措置を採るかどうかに関し、相談を受けている最中であると述べた。
(田巻一彦)