[パリ 23日 ロイター] - フランスのルメール経済・財務相は23日、新型コロナウイルスの影響で継続している外出制限が来月に解除されれば、小売店の営業再開が望ましいという考えを示した。
経財相はフランス・アンフォ・ラジオに対し「5月11日に全ての小売店の営業再開が望ましい」と表明。同時にコロナ感染が深刻な地域については引き続き制限が必要になると強調した。具体的な地域には触れなかったものの、首都パリや東部での感染拡大が目立っている。
小売店は営業が再開しても入店人数の制限が義務付けられる見通し。また、レストランやカフェなどの飲食店は最低でも6月中旬まで営業停止が続く見込みだ。