[ウェリントン 24日 ロイター] - フィッチ・グループ傘下の調査会社によると、ニュージーランド与党連合は9月19日の総選挙で過半数議席を維持できる見通し。新型コロナウイルス流行への対応が評価されるという。
フィッチ・ソリューションズ・カントリー・リスク・アンド・インダストリー・リサーチは「ニュージーランド政府は新型コロナ流行への巧みな対応により、アーダーン首相の強い訴求力に加え、国民からより多くの支持を得ることができる」との見通しを示した。
一方で、野党・国民党が労働党を中心とする与党連合から政権を奪還する可能性も完全には排除せず、経済が減速する中での失業者の増加を懸念材料に挙げた。