[15日 ロイター] - ポンペオ米国務長官は15日早くに声明を出し、台湾積体電路製造(TSMC) (TW:2330)による米国への120億ドルの投資は、米国の中国からの経済的自立を高めることになるとの見解を示した。
半導体受託生産世界最大手で米アップル (O:AAPL)の主要サプライヤーであるTSMCは15日、米政府との「強力なパートナーシップ」によりアリゾナ州に総工費120億ドルの半導体工場を建設すると発表した。
ポンペオ氏は、この投資が米国と台湾の関係強化につながると指摘。
「TSMCの発表は、中国が最先端技術を独占し、重要産業を支配しようと力を入れている重要な時期にあった。TSMCのアリゾナ工場によって米国の経済的自立が高まるだろう」とした。