[ベルリン 16日 ロイター] - サッカーのドイツ1部、ブンデスリーガと2部リーグは16日、新型コロナウイルス感染拡大の影響で中断していたシーズンを再開した。試合は無観客で行われたほか、消毒されたボールを使用するなど、徹底した感染防止対策がとられた。
ドイツの1部と2部リーグは3月中旬から中断していた。再開に踏み切ったのは世界の主要プロスポーツ界では初めて。スタジアムの外ではファンが集まらないよう、警官が配備された。
ドルトムントはホームでシャルケとのダービーマッチを行ったが、普段の8万1000人の大観衆は不在。各会場では厳しい感染防止対策が講じられ、ドルトムント戦では選手、スタッフや放送関係者を含め、わずか300人しか入場が認められなかった。
ブンデスリーガは契約上の理由で、6月30日までのシーズン終了を目指している。