[ニューヨーク 18日 ロイター] - 米エネルギー情報局(EIA)は18日公表した月報で、6月の国内主要シェール層(7カ所)からの原油生産は日量782万2000バレルと、前月比19万7000バレル減との見通しを示した。減少幅は過去最大で、2018年8月以来の低水準となる見込み。
これら7カ所のシェール層での生産はいずれも減少する見通しだが、テキサス州とニューメキシコ州にまたがる米国内最大産地・パーミアン盆地では約8万7000バレル減と最も減少幅が大きく、産油量は日量約429万バレルとなる見通し。
13年以降、シェール層からの原油生産は2倍超増加し、過去最高水準を記録した。だが、供給過剰と新型コロナウイルス感染拡大による需要減で価格が急落し、資源各社は3月から生産を抑制している。 OLJPWORLD Reuters Japan Online Report World News 20200518T233428+0000