[ロンドン 4日 ロイター] - ラーブ英外相は4日、米国は今後も報道の自由を尊重する伝統を継続すると考えていると述べた。米国で黒人男性が白人警官から首を圧迫され死亡した事件への抗議活動についての質問に答えた。
抗議活動は総じて平和的に行われているが、一部の都市では警察が報道関係者や抗議活動参加者に武力をふるうケースがみられた。
スカイニュースのインタビューで、警察による暴力を非難するか尋ねられると、「事件の一部始終を映した映像を見れば、誰もがわたしのように動揺しただろう」と述べた。
また「報道の自由とジャーナリズムの自由については、米国はこれまでこれらを保護してきた立派な伝統がある。われわれは今後もこれが続くと思っている」と述べた。
米検察当局は3日、黒人のジョージ・フロイドさんへの暴行で逮捕した元警官のデレク・ショビン容疑者をより重い第2級殺人の容疑で訴追することを決めた。