[ジュネーブ 5日 ロイター] - 世界保健機関(WHO)のハリス報道官は5日、ロックダウン(都市封鎖)措置の緩和により一部諸国で新型コロナウイルス感染の増加がみられ、個々人での防御措置を継続する必要があるとの見方を示した。
ロックダウンが緩和された欧州諸国だけの現象ではないとし、措置の緩和で「もう大丈夫」と思われがちだが、「世界中でウイルスがみられなくなるまで終息しない」と述べた。
また、感染の中心地は現在は米国を中心とした米州地域にあると指摘。米国で人種差別反対のデモが続く中、集会への参加者にも警戒を促した。
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