[ソウル 5日 ロイター] - 北朝鮮の朝鮮中央通信(KCNA)は5日、李善権外相が中国大使との会談で中国の香港政策に支持を表明したと報じた。
「香港問題は中国の内政問題で、外国の干渉は主権を損なうものだ。北朝鮮は中国共産党と中国政府が主権、安全、領土を守ることを積極的に支持する」との発言を伝えた。
これに対し中国の李進軍駐北朝鮮大使は、北朝鮮の支持に謝意を示したという。
中国は先月、全国人民代表大会(全人代)で香港国家安全法の制定方針を採択した。
北朝鮮は4日、米国のデモ鎮圧姿勢を巡り、中国を批判する立場にないと批判した。