[ドバイ 7日 ロイター] - サウジアラビア統計当局が7日に発表したデータによると、1─3月期の同国原油輸出額は、前年同期比110億ドル(21.9%)減の400億ドルとなった。
新型コロナウイルス感染拡大による打撃に加え、原油減産をめぐる協議の決裂後に勃発したサウジアラビアとロシアの間での「原油価格戦争」によって、北海ブレント原油価格は1─3月期に60%超下落していた。
1─3月の輸出額全体は20.7%減だった。統計当局は、原油輸出額の大幅減少が全体の落ち込みの主因になったと説明した。
化学製品やプラスチック製品を含む非石油輸出は16.5%減少した。 OLJPWORLD Reuters Japan Online Report World News 20200608T011604+0000