[ニューヨーク 8日 ロイター] - 米国時間の原油先物は3%超下落した。石油輸出国機構(OPEC)とロシアなど非加盟産油国で構成する「OPECプラス」が協調減産の延長で合意したが、サウジアラビアなどが自主的な減産を終了すると発表した。
清算値は北海ブレント先物 (LCOc1)が1.50ドル(3.6%)安の1バレル=40.80ドル。米WTI原油先物 (CLc1)は1.36ドル(3.4%)安の38.19ドル。
OPECプラスは6日の会合で、現行水準での協調減産を7月末まで延長することで合意。ただサウジのアブドルアジズ・エネルギー相は8日、サウジ、クウェート、アラブ首長国連邦(UAE)が自主的に行っていた日量118万バレルの減産を継続しない方針を表明した。