[バグダッド 8日 ロイター] - イラクのアブドルジャバル新石油相は、サウジアラビアのアブドルアジズ・エネルギー相との電話会談で、石油輸出国機構(OPEC)とロシアなど非加盟産油国で構成するOPECプラスの協調減産について、イラクは完全に順守することを確認した。イラク石油省が8日発表した声明で明らかにした。
OPECプラスは6日、日量970万バレルの減産を7月まで延長することで合意した。新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、需要が急減する中、世界の石油供給量は約10%抑制されることになる。
新石油相は、6月と7月の協調減産と、それ以降の減産も完全に順守すると述べた。 OLJPWORLD Reuters Japan Online Report World News 20200609T021035+0000