[北京 10日 ロイター] - 中国民用航空局(CAAC)は10日、5月の航空旅客数が前年同月比52.6%減の2583万人になったと明らかにした。前月の68.5%減からはマイナス幅が縮小し、緩やかな回復途上にあることを示す結果となった。
CAACの報道官はオンライン会見で、6月は月初から5日間で1日当たりの平均旅客数が前年の57.4%に、便数は66.11%に回復したと明らかにした。座席利用率は70%に近いという。
中国政府は新型コロナウイルスに関連した国際便の制限を緩和しつつある。報道官は外国政府と協議を続けているとし「われわれはこれからも国際旅客便を着実に秩序だった形で再開していく」と述べた。