[ドバイ 17日 ロイター] - 石油輸出国機構(OPEC)加盟国とロシアなどの非加盟国で構成する「OPECプラス」は17日、合同閣僚監視委員会(JMMC)を開いた。関係筋によると、協調減産の拡大は勧告せず、現行減産の順守に注力することを決めた。
18日には閣僚級会合が開かれる。
今回の会合は、減産の影響について見直すとともに、イラクなど減産を順守できていない国から今後の履行計画に意見を聞く目的で開かれた。
OPECプラス関係者1人によると、イラクとカザフスタンは今後の減産計画と減産枠を超えた生産分の補償について方針を示すとみられる。
また関係者2人は、5月の減産順守率が87%だったと明かした。