[アトランタ 17日 ロイター] - 米ジョージア州アトランタで先週、黒人男性レイシャード・ブルックスさんが白人警官に射殺された事件で、事件後免職となったこの元警官ギャレット・ロルフ容疑者が暗黙の殺意があったとされる「重罪謀殺罪」など11件の罪で、現場にいたもう1人の警官が「加重暴行罪」でそれぞれ訴追された。ジョージア郡検察当局が17日明らかにした。
事件が起きたのは先週12日で、ファストフードレストランの駐車場で逃げようとしたブルックスさんをロルフ容疑者が銃撃。地元検察官は、ブルックスさんが2人の警官を攻撃する行動を全く取っておらず、銃撃を正当化するような「死や身体への重大な損傷の差し迫った脅威」はなかったと説明した。
ロルフ容疑者は有罪判決が出た場合、終身刑ないし死刑となる可能性がある。