[ワシントン 18日 ロイター] - 米大統領選で民主党候補指名を確実にしたバイデン前副大統領は18日、1500万ドルを投じ、激戦州6州で初の主要な選挙広告を打ち出した。選挙資金の調達額が最近増加していることを追い風に再選を狙うトランプ大統領に攻勢をかける。
広告はテレビとデジタル向けで、期間は5週間。ペンシルバニア、ミシガン、ウィスコンシン、アリゾナ、フロリダ、ノースカロライナの6州で展開する。2016年大統領選ではトランプ大統領がこれら6州全てで勝利を収めている。
フロリダとアリゾナ州では英語とスペイン語両方の広告を展開するほか、奴隷解放記念日「ジューンティーンス」の19日からアフリカ系米国人有権者の支持拡大に向けた広告戦略も打ち出す見通し。