[ロンドン 28日 ロイター] - カーソン米住宅都市開発長官は28日、英国との自由貿易協定(FTA)について、最初から全ての分野を対象にするのではなく、交渉が困難な分野を除いて締結することが可能だとの見解を示した。
BBCの番組「アンドリュー・マー・ショー」で述べた。
米英のFTAは、最初から全ての分野で合意する必要があるかとの質問に対し「そうする理由は見当たらない。トランプ大統領とジョンソン首相の見解が一致する分野もあれば、さらなる協議が必要な分野もある」と指摘。
「まず、見解が一致している分野で合意し、他の問題はその後に解決を目指すことができないとは思わない」と述べた。その上で、自身は貿易交渉の担当ではないと付け加えた。