[ニューヨーク 2日 ロイター] - 2日の取引で、原油先物が2%超上昇。米失業率の改善や、週間の米原油在庫が予想以上に減少したことが追い風となった。しかし、米国で再拡大している新型コロナウイルス感染が今後経済活動への足かせになるとの懸念はくすぶっている。
清算値は北海ブレント先物 (LCOc1)が1.11ドル(2.6%)高の1バレル=43.14ドル、米WTI原油先物 (CLc1)が0.83ドル(2.1%)高の40.65ドル。
朝方発表された6月の雇用統計は、非農業部門雇用者数が前月から480万人増となり、1939年の統計開始以降で最多となった。失業率も11.1%と、5月の13.3%から改善した。