[20日 ロイター] - トランプ米大統領が早期の対面式授業の再開を強く求める中、人々の生活を支える仕事に就く「エッセンシャルワーカー」のリストに教職員が追加された。
米国国土安全保障省の資料によると、エッセンシャルワーカーの最新版リストには、教職員と共に補助教員なども加えられた。
同省はリストについて、州や地方などの当局者が段階的な再開を進める中で、労働者とコミュニティーを守ることが目的だと説明している。ただ、リストは助言的なものであり、連邦政府の指示や基準とみなされるべきではないとしている。
米国では秋に新学期が始まるが、トランプ氏は対面式での授業再開を強く求めている。一方、新型コロナウイルスの感染が拡大している地域もあり、対面式授業に対する教職員の不安が高まっている。
全米各地で、教職員が対面式授業の再開に抗議したり、ストライキに入る構えを見せている。