[ニューヨーク 25日 ロイター] - イランが核合意に違反しているとして、米政府が国連制裁の全面復活に向けた手続きを開始したことについて、国連安全保障理事会の議長国を務めるインドネシアは25日、制裁の復活に否定的な考えを示した。
インドネシアのジャニ国連大使は、理事国15カ国中13カ国が反対しているとした上で、「さらなる措置を講じる立場にない」と表明した。
今後、制裁復活手続きが終了するかどうかは不明。
米国のクラフト国連大使は「制裁復活への支持が限られようとも、トランプ政権に恐れはない。ただ、他の理事国が血迷ってテロリスト国への支持に回ってしまったことは遺憾だ」と述べた。