[バンコク 28日 ロイター] - タイ中央銀行のウィーラタイ・サンティプラポップ総裁は28日、米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長が金融政策の新戦略を発表したことについて、タイ中銀がインフレ目標の枠組みを大きく変えることはないとの見解を示した。
同総裁はロイターに「今のところわれわれの政策の枠組みに大幅な変更が必要になるとは考えていない。インフレ目標は柔軟であり複数の目標に対応する余地がある」と述べた。
ただFRBの新戦略によって金融市場が大きく動く可能性があるとの見方を示した。
タイ中銀は総合インフレ率の目標を1─3%としている。 OLJPWORLD Reuters Japan Online Report World News 20200828T084810+0000