[モスクワ 2日 ロイター] - ロシア検察当局は、野党勢力の指導者ナワリヌイ氏が毒を盛られた疑いを巡り、同氏が受けた医療検査の詳細を提供するようドイツ政府に要請した。ロシアのRBC紙が2日報じた。
報道によると、入院先のベルリンの病院で行われた薬物、毒物、重金属、コリンエステラーゼ阻害薬に関する検査結果の提供を求めている。
また、ナワリヌイ氏の治療にどのような薬が使われたかや、慢性疾患や糖尿病の有無、病院に搬送された際の生化学血液検査や尿検査の結果も求めているという。
報道に関するロシア検察当局の確認は得られていない。ドイツ当局が要請に応じたかも明らかでない。