[6日 ロイター] - 先月米ウィスコンシン州で白人警官に銃で撃たれた黒人男性、ジェイコブ・ブレークさんが入院先から初めて現在の状態を語った。
5日遅く弁護士がツイッターで動画を公開した。ブレークさんは、常に痛みと闘っており、「背中も胃も縫った。息をするのも、眠るのも、左右に動くのも、食べることもつらい」と述べた。
8月23日にブレークさんが銃撃されて以来、人種差別や警察の暴力に対する抗議活動は、新型コロナウイルスの感染拡大がもたらした社会的・経済的な影響への不満とともに各地で広がっている。
レーバーデーの連休初日には、3月にニューヨーク州ロチェスターで黒人のダニエル・プルードさんが警官に押さえつけられた後に亡くなった事件を巡り抗議活動が続き、警察が約2000人のデモ参加者に催涙ガスを使用した。 OLJPWORLD Reuters Japan Online Report World News 20200906T230110+0000